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一期一会

ニットー人

2014.08.21

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職業体験である主流のインターンシップは2週間程度。

インターンシップ生の松本彩季は、学生も経営者も社員も、一緒に本気で仕事に取り組まなくてはならない、半年の期間を使用する「本気系インターンシップ」を選択。
手芸が趣味な彼女は物作りが大好きで、新しい事を貪欲に取り組もうとする社風に誘われ、今年4月から弊社にやってきた。

現在8月、はや最終月を迎えてます。
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わずか半年間であるが、彼女の弊社につけた足跡は、我々にとって大きい。
タイルの使用分野を試行錯誤している我が社に、たくさんのヒントを与えている。
柔軟な発想から、自らが市場調査(雑貨ショップなど)に足を運び、その時に感じたことを新しい発見につなげる。
「タイルを洋服などのボタンに使用する提案」がその一例だ。
建材としてのタイルから、インテリア分野に幅を広げた彼女の行動力には、我々社員も見習うところが多いと思われる。
 
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以前の彼女にはタイルの存在、印象は全くない。
暮らすマンションのタイルも、いつもの風景、日常の無意識の一部、いつの間にかそこにあった存在だけであったに違いない。
そんな女子大生が今やタイルの虜になってしまっている様子は面白い。

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インターンシップを通じて、彼女はタイルは単なる背景ではない存在感がある事に気がつく。
モノが存在するという事は、そこに多くの人のの存在が見え隠れする。
タイル作りには、原料、釉薬、製造、営業など、様々な分野、部署同士のコミュニケーション、関わりがあり、一枚のタイルをチーム一丸で作成する。
機械で自動的に出来上がるイメージのタイルであるが、モノに関わる人の気持ちの存在がある事に気がつく。
彼女曰く「良い人がいっぱいいるから、良いタイルが出来ると思います。以前は、工場勤務はつらいネガティブなイメージ。今では、逆に働いている皆さんの姿は楽しそうでカッコイイ!」
ありがたい言葉です。
彼女は9月には、またもとの女子大生に戻ります。
多くの人が携わるモノ作りを通して、人の和の重要性を手に入れた彼女は、大きく飛躍していきます。
時が過ぎてしまえば、彼女も我々も夢を見ていたような時間として思い出になる事でしょう。
しかしながら、彼女が携わって作ったタイルには存在感、彼女の気持ちが残ります。
いつかまたそのタイルを見る時、彼女自身もニットー人だったんだなと思う事でしょう。
このが後輩のインターン生は勿論、私達に繋がっていき、そして未来のタイルに繋がっていく楽しさがあるのです。
BY 若尾 幸裕

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