孤高の若きラインズマン2
ニットー人
高校時代の部活動では
休日でも早朝ラニングの自主練に励んだ
努力好きな彼であるが、
性格の自己分析では
「社交的だが自分に自信が持てない
積極性が足りない人間」
との評価。
入社動機もなんとなく成り行きで・・・
そんな彼には似合わない
曖昧な気持ちでラインズマンの道に
入って来てしまった訳ですが
経験不足と
真面目な性格なゆえ、
当然周りの人との連携の
上手くいかない事の怒りから
自分は短気で器が小さい
人間だと悩む日々。
悩みながらも
諸先輩にアドバイスを求め
好きでもなかったタイルでしたが
様々な製品を生産、チャレンジしていくうちに
今では難易度の高い商品を
納得のいくカタチで生産することに
喜び、やりがいを感じる程に、
タイル作りに魅了されています。
最近ではタイルの存在感のある
建物を見ることも好きになる程。
良い製品を作りたい彼の意識は、
「ラインの良い流れを求め
常に一歩先の事を考えて
誰よりも早い行動する事に神経を集中する」
「目指す タイルは
ブランドといえるもの。」
大人しそうな外見から考えられない程
仕事の話を熱く語る彼。
強いプライドと誇りをもって
立派に成長している彼を見ていて、
若くはありますが、
そのラインズマン姿は
自信を持って皆様にご紹介できる
かっこよい
職人ニットー人
でした。
BY 若尾 幸裕