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鉄の不思議1 〜パレドⅢ〜

釉薬の秘密

2013.01.31

日東オリジナルタイル パレドⅢ

photo:02


photo:01


No.PA-315
弊社商品の中でも、異彩の雰囲気を醸し出す質感のあるタイル。
お客様から、ご注文頂き、まさに色調調整をしている商品。
写真は、色チェックのためのテストピースです。
は、サンプルピース(ねらい色)に対し、
は今回生産した釉薬の発色状態を確認するためのピース。
写真では、が、ほぼ同じ色に見えるテストピースも、
日光の下、肉眼で見るプロの判断は、当たり前のように再修正
いったい何が違うのか
それだけ厳しい目で見られている秘密を探ってみましょう。
ピースが、若干黒味を帯びているのに対し、
ピースは少し白く若干赤味も帯びている。
では、黒系の顔料を追加したら、もっと似るのでは
絵画の世界だと、そう考えがちだが、釉薬の世界はそんな単純ではない。
それは、色自体が自然界から生まれた発色だからである。
前回、東京駅で紹介したレンガの発色に関わる鉄。
実はこのシュールさに深く関係している。
このタイルの焼成とはは酸化のことを示す。
つまり、のテストピースは、よりも酸化がにぶいということ。
いわゆる中性化しているのである。
簡単に言えば、焼く具合が違うのである。
鉄はその焼き具合によって、見るからに赤くもなり黒くもなる。
調合によっては、水色(青磁)、結晶釉にもなる。
つまり、火の具合だけで様々な色の変化が生まれ、
何一つとして同じパターンが存在しない世界。
焼き具合に合わせ、釉薬成分を調整することは、
知識、経験はもちろん、発色を感じとるセンスがかなり重要になるである。
釉薬に関わる鉄の発色は、プロをも魅了する興味深いもの。
途方もない時間をかけて極めてゆく世界である。
次回もう少し詳しく、鉄の発色の不思議を、ご紹介出来たらと思っています。
おつきあいのほど、よろしくお願いします。
若尾 幸裕 
iPhoneからの投稿


最後まで読んでいただきありがとうございます。
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